2018年 09月06日 母の体調不良

母親が、全身転移の癌にかかって4年が経ちました。

(正確な年数はよく覚えてはいませんが)

 

発見当初からすでに全身転移で

生存率も低かったため

「母が死ぬのかな・・・」っと、

物凄く、寂しい気持ちでイッパイでしたが、

わり~と、健康的な生活を送っっている母を見て、

「痛がる」とか、「ダルそうにしている」とか、「苦しむことがある」とかが、

まったくなかったので、

心配するポイントがなく、

私自身も、ぼんやりと生活を続けていました。

 

よく食べ・よく喋り・よく出かけて、いましたから。

 

しかし、約一ヶ月前、主治医が変わって、定期検診のMRI検査の結果

どうも一部大きくなっている部分があるということで、

お薬も変わりました。

 

それからしばらくして、

母は、日に日に具合が悪そうになっていきましたし

母本人も、具合の悪さを口にするようになってきました。

 

本人が言うには、

薬の強い副作用で強い吐き気があり、

食べ物が食べられない。っとのこと。

 

苦しそうに寝ている母を見て、

かける言葉も思い浮かばず、

すごく心配になりました。

 

薬のせいだろう。その副作用だろう。

薬が癌細胞と戦っていて、体に倦怠感があるのだろう。

薬それ自体の強い副作用もあるのだろう。

医者が変わったのがよくないのかもしれない。

このまま強い吐き気に襲われるくらいならば、薬を戻したほうが良いのでは。

 

などなど、ドンドンと心配になりました。

 

ただ、私に出来ることは、なにもないことも知っているので、

余計なことを言わないようにしながら、

心配だけども心配じゃない。っというフリをしていましたが、

昨夜、酔っ払っていたら、母が苦しそうに寝ていたので、

「母ちゃん、分からないけれども、分かっているから!」っと酒臭い息を吐きながら、

握手して、眠りました。

 

今日になってもまだまだ強い副作用が、消えることは無いようで、

つらそうに寝ている母を見て

ドンドン心配にもなりました。

 

私ごときのセコイ経験ですが、

薬の副作用による強い吐き気は、チョットした拷問です。

自分で薬を調節したら病気が悪化するし

そもそも症状が抑えられているとは思えないところに持ってきて、

強い吐き気ですから、たまったものではありませんでした。

なんとか今の薬に出会うのに、結構な時間を要しました。

 

朝、母親は大変感謝してくれました。

「手を握ってくれて嬉しかった」っと。

 

他に私にできることがあれば、それをやるのですが、

近代医学で治療中の母に、引きこもりメンタルのオッサンが出来ることは

なにもないのです。

 

昔飼っていた犬が、年老いて夜泣きを繰り返すようになった時に、

犬の場所にお邪魔して、犬を膝の上に乗せ、

心の中で「オレは何も出来ないけれども、でも苦しかったり、ツラかったら、伝えてね」っと思い

犬を持ち上げて膝の上に乗せると、

乗せた瞬間に夜泣きを辞めて、グーグー寝はじめました。

 

「こんなに落ち着いて寝るなんて。なんでだ?オレなんにもしてないけどなぁ?」っと、

ものすごく不思議でしたが、犬の睡眠を邪魔したくないので、

おそらく1日3時間位は膝の上に乗せていたように思います。

で、足のシビレが限界に来たら、犬をそ~っと下ろし、自分の部屋へ向かおうとすると

犬が起き上がって、物凄く優しい顔を私に向けていました。

 

「なんにも出来ないけれども、いつでも呼んでいいからね」っと伝へて部屋に帰り

犬も夜泣きをせず、静かに寝る。っと言う

大変貴重な経験をさせていただきました。

 

そのことを思い出しながら、

母に対する接し方と言うか、心配になる気持ちも考えてみました。

 

未来が分かっちゃえば、心配にはならないはずです。

わからないから心配になってしまうのでしょうが、

未来がわかろうはずもないので、

「何故、わかりもしない未来を勝手に想像して、心配になっているんだろうか?」っと考えました。

 

母親の病気は、近代医学とのぶつかり合いで、

その援護をしているのが、国家資格を持つお医者さんで、

そのお医者さんが、最善と思ったことを母ちゃんにぶつけているわけで

そこには、ボンクラの私が入り込む余地はないなぁ。とも思いました。

 

となると、私に出来ることは、

誰にもわからない未来を想像することでもなければ、

お医者さんと母が決めた治療方針を気にすることでもなく、

私に出来ることを、安定した心で、淡々とこなしていくしか無いのではないかと思えました。

 

かつては犬が安心してくれたように、

そして、母に、感謝されたように、

握手をするとか、近くに居ながら、穏やかな気持でいるとか、

「優しい無関心」や、「安定した心で無責任にそばに居るだけ」とか、

もちろん母の負担は積極的に減らしたいですが、

その為にやれることは今もうすでにやってしまっていますし。

 

母の体調の悪化や

癌の進行は、やはりツライものです。

しかし、変に母にストレスを与えるかもしれない

ヘンテコな想像による心配や不安を口にするよりも

(主に私自身が心配や不安をしたくないからと言う理由での、

母を思ってと言うよりも、自分が安心したいダケ)

「分からないけど分かっているから!」とか、「まぁ~何も出来ないけれども、任せなさい!」、

っと言う、結局母親にダメージを与えないことを言いながら、(無責任すぎる発言ですが)

握手をしたり、優しい無関心でいたりすることなのかなあ。っと思いました。

それに今の母の体調が続いたとして、

母の体調込みで、

私自身が、受け入れていくしかない気もしますし。

 

 

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