自傷行為を考えて

22才位の時に、初めてメンタルオフに参加して以来、
ごくわずかな期間を除けば、
人間関係の全てが、メンタルさんでした。

その中には、自傷行為やオーバードーズなどを
ひんぱんにしてしまう方も居て
そのどちらの経験もない私は、
自己主張の一種。くらいに考えていました。

特にネットでは、自傷行為の方を目にする機会が多く
自傷行為の画像をアップされている方も居たりもしました。

その意図が測りかねていました。
苦しんでいることのを、具体化したことでの
インパクトを狙っているのか、
心配してほしいのか。

私自身がオッサンになった今、
自傷行為の意図が、簡単な理由など無く、
したいわけでもなければ、むしろしたくないんだろうと思う次第です。

徳川家康が、江戸幕府を開くときの名言
「百姓は、生かさず殺さず」
を思い出します。
家康が本当にそんなこと言ったのかは知りませんが。

自傷行為自体の多様性。
様々な自傷行為、オリジナリティー豊かな自傷行為の数々
っと、言うよりも、
似た傾向というか、その多様性のなさに
自傷行為の方々を一括に見がちで
同じ方向性を見てしまっていましたが、
多分違うのだろうなっと、思ったのは、10年くらい前でした。

そもそも、年齢も多様で、
生活環境や生い立ち。
職業や悩みなども多種多様なのですから
インパクトが大きい自傷行為ですが
自傷行為に目が行くこと自体が、そもそも私の視点がズレズレでした。

「切ると、スッとする」「切ると、落ち着く」
などの言葉をよく耳にしましたが、
その対価は、病院に行けばおそらく全額自己負担でしょうし
やめたい気持ちもかなり強くあるでしょうし。

なぜ、自分の血を見ると落ち着くのか。
という事は、物凄くきつい思いを、
我慢しまくって、しまくって、精根尽き果てて
その手段の一環としての自傷行為なのでしょうか。

ご本人は、抱えているキツさを
精根尽き果てるまで踏ん張って、
でもそれがどうしようもない上に
何なのかわからなくって
なんだかわからないけれども
耐えまくって、耐えまくって、
この段階では、もはや、思考力や集中力や精神力は
かなり低くなっているでしょうし
そもそも、そのキツさを自分というキャパシティーを超えて
それでもご自身の中にあり続けて
一番厄介なのは、他人に説明のしようがない。
呪われているかのような、非科学的な重さを抱えていて
自分のキャパシティーを超えているのに
他人に説明のしようがないから
その非科学的な重さを、足がくさろうが
全部を自分だけで抱えるしか無く
説明が通じることで得られるであろう
抱え込んでいる重荷を分散、一旦地面に置く
もしくは
上手な持ち方が、いちじるしくありえないのかもしれません。
自分で理解できない、自分拷問エキスパート級。

「カミソリで体切ったら、痛みがないのかよ。」
と思っていましたが、無いのかもしれません。
切って血が流れる事のほうが
気持ちも精神も、一時的に落ち着くのでしょうから。

おそらく、眠っている時にも
自分よりも大きくて、割りに合わないサイズ感と重さを保有した苦しみから
開放されないような気もします。
そもそも、眠れなそうでもありそうですし。

思考力も体力も精神力も、
ガンガン削り取って行き、精根尽き果てているのに
容赦なく苦しくって、しかも、息つく暇などあるわけもなく
1秒も無駄なく、24時間、毎日苦しめてくる
苦しみの重さ。

たぶん、誰にも伝わらない苦しみの24時間毎日休みなし。
しかも、自分でも、おそらくその非科学的な重みを
見ることも、感じることもできない。
っと、したら、自傷行為という行為によって
何かしらの、実体感みたいなものが産まれているような気もします。

だから、自傷行為は必然であるのかなとも思います。
そこまで否定的な行為ではないと言うか。
注目すべきはそこではないと言うか。
御自身が、自信満々でやっていたら否定的と思いますが
少なくとも、自傷行為をしたご本人は
あとで、色々めんどくさいことも含めて
後悔が起こると思うので。

それにしても、血もでるし
痛そうで怖い行為だとしか思えないですが。


  
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