プロフィール6、発病

プロフィール

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発病



友人に誘われてバイトもしました。
教習所にも通いました。が、
すぐに行かなくなっていき
辞めていきました。

友人は遊びに誘ってくれましたが
抜けない疲れが増していく日々の中
部屋の電気を消して居留守を使い、
遊ばなくなっていきました。

無職でいる自分が恥ずかしく
身分が無い自分が恥ずかしく
何者でもない自分が恥ずかしかったので
社会に対する焦りもまた日に日に大きくなっていきました。

成人式の日に犬の散歩をしていたら
次々と車が横に着きました。

成人式帰りの同級生達でした。
「今日成人式出た?」
皆がスーツ姿であり、快活な大学生でした。
「出なかったよ」
かなり卑屈な笑顔でそういいました。
「それって寒くねぇ」
そうなのかな?と考えていると、
『もうお前なんかいいや』
そう言う感じで彼らはすぐに去っていきました。

あっさり一人残されて
打ちのめされた気持ちになりました。

何者でもない一人で居る自分を人に見られただけではなく
沢山の今がある大学生に見られたことが
悔しくってたまりませんでした。

ある日映画を見ていたときに思いました。
「何かしてみよう・・・。」
そう思うと、何もなかった将来を少しづつ考えることができました。

専門学校に行こうと思いました。

忌まわしい過去を、リセットできる。
新たにはじめることができる。
先につながる毎日の中で生きられる。
何よりもみんなと同じになれる。
焦りしかない毎日から抜け出せる。

高校受験のときのように、適当に学校を決めました。
1路線で行ける学校。

友人ができ、気になる女性もできました。
みんなと同じように
朝起きて、同じ方向に向かって駅に行き
同じように電車に乗って
同じように駅から出て行きました。
それだけでも、うれしい日々でした。

気になっていた女性が、やたらとこっちを見てくるようになりました。

高校生の時と同じようにはならないと決めていた私は
何か話そうとしました。
が、話しかけようとすると
クラクラしてしまい、息苦しくなっていきました。

日に日に、めまいと息苦しさが増す中
女性は何度も何度もこちらを見続けてきました。
「なぜ私から話さなければならない!」。
そう思うことで、自分をフォローしました。

そのうちに、教室でも食堂でも
近い場所に彼女と彼女のグループが居る様になりました。
聞こえるように「なぜ」といった会話をしていましたし、
フッ!と見てしまった時には、
とても落込んだ顔をしていました。

特に、食事中に見られることが多く、
聞こえるように話されることが多かったからでしょうか、
食事を口に入れようとすると、
強い吐き気が出て苦しくなって涙が出て来て、
吐き出さざるをえなくなっていきました。

一回女性のことは考えないようにして
授業にのめりこもう。
そうしようとしましたが
彼女は、授業中激しくこっちをチラチラ見てくるようになりました。

私の周りの男性から聞こえてきた言葉に戦慄しました。
「あそこに居る女が俺を見てくる」
そして、私の席の周りに居た男性が女性に告白をして
振られていきました。

私はこの頃、教室に来ると
かつて経験したことがない、
気絶覚悟のめまいと吐き気。息苦しさに襲われていて
すぐに教室を出て、収まらないこれらの症状を
公園で横になってこらえていました。

女性は、「○○君を見ている」と言った、
この女性に告白した友人からそれを聞いた時に、
ついに絶え間なく
気絶すん止めの症状が出続けるようになりました。

それでも、後がないと思い将来をかけていたので
とにかく行こうとしていました。
「もう戻りたくはない。」
いちいち死ぬ覚悟をしていました。
何とか学校に着けたとしても
今度は、同じグループの違う女性が見てきました。
同じことの繰り返しを経験することになりました。

睡眠中も息苦しさと吐き気でまともに眠ることができず、
目が覚めれば苦しさは増し、
動機が強くなって恐怖心から冷や汗が出続けました。
セキが止まらず、手や顔が細くやつれていきました。

もう無理だと思い、辞めることにしました。

友人は居なくなり、新たな友人を作ることも困難。
そもそも、睡眠すら取れないで、
常に気絶覚悟の、めまいと吐き気、息苦しさに襲われて、
食べ物を口に入れれば、飲み込めないようになっていました。